2023年12月14日
キャンプブームなので、なるべく急いで最小限のコストで手早く作れば儲かるりますよね?

Q 相談

キャンプブームなので、なるべく急いで最小限のコストで手早く作れば儲かるりますよね?

 

A 答え

メッキが剥がれたらすぐに赤字となります。

キャンプ場のニーズは高いのですが、人気のあるキャンプ場と人気のないキャンプ場の二極化が進みます。

 

現在、キャンプブームは一時の上昇を終え「高止まりの淘汰期間」になっています。

具体的に言うと、2020年頃から始まったキャンプブームでキャンプを始めた人たちが、ド素人キャンパーからキャンプ歴数年目になってくる期間です。するとどうなるか?キャンパーは「騙されなくなります」

 

素人だから、初めてだから、右も左もわからず購入したり、キャンプ場を利用していたビギナーが一巡し、クチコミや比較により、取り急ぎ収益重視で作られたキャンプ場の人気が低下して、売上も予想を大きく下回る結果が報告されています。

 

取り急ぎイージーな企画&低予算で作られたキャンプ場はお盆やゴールデンウィークなどの時期に「人気キャンプ場に行けずにあぶれた人」のみが利用する場所となります。

 

現在、設備やテーマ、ルールなどが整った人気キャンプ場では、ゴールデンウィーク・盆休み・シルバーウィーク・年末年始は当然の如く満員で予約が取れない状況です。そればかりでなく、その他のシーズンの通常の週末も連日満員で二か月先までの週末予約は全て満員という事例も少なくありません。

 

また、2020年代から始まったキャンプブームにより「キャンプ場が混んでいるからキャンプをしばらく控えている」というベテランキャンパーもそろそろ再始動を始めます。

 

事実、キャンパーの多くは、常にキャンプ場を探しており、快適なキャンプ場には二度三度以上リピートすることも非常に多く、それが人気キャンプ場にのみ予約が集中する一因にもなっています。

 

そう考えると、キャンプ場の個数のニーズは、まだまだ続きそうです。

 

年間利用率が20%30%40%を超える予約がいっぱいの「勝ち組キャンプ場」と、夏休みとゴールデンウィークだけは埋まるけれど、通常の週末はチラホラ…赤字経営…という「負け組キャンプ場」という二極化がハッキリしてくる時代が来ています。

 

まとめ
キャンプしたい人100>良いキャンプ場の数30
テーマ・ルール・設備などをキチンとしたキャンプ場のみが人気&高収益な「キャンプ場二極化の時代」が来ています。
キャンパーなめたらケガします。
低コストかつ軽い気持ちでスタートすると、設備費も回収できず赤字続きになる悲劇が待ってます。

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