日本のアウトドアの始まり。
日本にアウトドアと言う言葉が導入されたのは1970年代。日本アウトドアの先駆者として知られる芦沢一洋(あしざわかずひろ)さんが、「バックパッキング入門」や「遊歩大全」を出版、翻訳し、自然との共生を求めるライフスタイルとしてアウトドアを日本に紹介したことが始まりと言われています。また、雑誌Men’s ClubやPOPEYEなどで、ベトナム戦争で使用された道具や服がヘビーデューティーとして紹介され、ファッションとしてのアウトドアが定着しました。
この頃のアウトドアは、まだ本格的な一部の人たちの趣味で、誰でも気軽に楽しめるレジャーとしては1990年代の第1次キャンプブームになってからです。